>>953
>オーストラリアの報告はまだ?

大雑把な計算をしたのだが、医療従事者4000人参加したわけだが、感染予防効果が
大きければ結果が出やすいが、重症阻止効果についてはBCG接種痕のため、被験者
の心理効果や重症判定医の主観が入りやすい。死亡については客観性が高いが、
統計的に意味ある結果が出るには、BCG接種群と対象群合わせて、少なくとも10名
以上の死者が出ないとわからないだろう。
医療従事者が10名以上死亡するという状況は、治験に参加した複数の病院で大規模
な院内感染が多発するという確率的に非常に偏りのある事態が発生するか、または、
ほとんどのオーストラリア人が感染する事態でないと実現しない。

オーストラリアの人口は約2500万人、医療従事者は約1.6%で約40万人。
https://tradingeconomics.com/australia/indicators
治験参加はオーストラリアの医療従事者の約百分の一程度。
仮に治験参加病院だけ院内感染が多発するという特殊な事態が起きねば、
治験に参加した医療従事者が10名死亡するというのはオーストラリア全土で
医療従事者が約千名死亡する事態に匹敵する。
医療従事者は65歳未満で健康な者が多いため、全体の死者の1%未満。
オーストラリア全土で医療従事者が約千名死亡する事態はオーストラリア全土で
オーストラリア人が10万人以上死亡する事態に匹敵する。感染確認者致死率が
約3%とすると、これはPCR陽性者300万人以上に匹敵する。実際の感染者は
抗体保有率からPCR陽性者の数倍ないし十数程度存在するので、これはオースト
ラリア人のほとんどが感染する事態に匹敵する。この事を舌に示す。
すなわち、治験参加病院で大規模な院内感染が特に多発するか、ほとんどの
オーストラリア人が感染しない限り死亡阻止効果の有無の結果は得られない。