『サイバーパンク2077』は『ウィッチャー』には似ていないが、傑作
を予感させる

『サイバーパンク2077』の実機デモを目にした感想をお届け
By Tom Marks

最初の発表から6年もの歳月を経て、ようやく『サイバーパンク2077
』の実機デモをこの目で見ることができたが、どうやら本作に望ん
でいた全てが凝集された作品に仕上がっているようだ。『サイバー
パンク2077』は『ジャッジ・ドレッド』と『ブレードランナー』と『フィフス・
エレメント』を足して3で割ったような、美しく広大な未来の世界を
舞台にしたRPGだ。

一番驚いたのは、ゲームプレイほぼ全編にわたって一人称視点だ
ということだ。凄まじい量の銃が用意されており、敵に弾が当たる度
にダメージ値がポップアップされる戦闘画面は、『ウィッチャー3』と
いうよりも『ボーダーランズ』や『デウスエクス』のイメージに近い。時
間の流れがゆっくりになるバレットタイムや跳弾など、私が観た45分
のデモではかなり重宝しそうなアビリティも沢山あった。