スポーツやフィットネスを全面に押し出して、ぶら下がり健康器とかルームランナー的な感覚で一般の中高年層にウケた。
いわっちも一般のニュースや経済番組にガンガン出演して、ゲーム機っぽさをあえてアピールしなかった。
品切れが続いて転売ヤーがガンガン値段を釣り上げて渇望感を煽ったのもブームに一役買った。

しかし台数が行き渡ったところでハード的には低性能だったことからゲーマー層には食いつきが悪く、
まさに健康器具のごとく急速に一般ブームが収束してしまった。
そして何でもかんでもリモコンで操作するから面白い訳じゃないってことにユーザーも気づき始めて、
本体開発当初から肝入りだったWii Musicは大コケした。
これがその後のWiiソフト爆死伝説のターニングポイントに、実際この頃から株価が6万台から4万台へと大暴落してる。

ヌンチャク含めたリモコン操作が汎用的なゲームハードとして逆に足かせになっていたという事実を
当時DSからWiiリリースまで一連の成功体験に囚われていた経営陣は認めず、その後に同系統のWiiUを投入、
あとは皆さんご存知の通り。