7月のゲーム市場の詳細が発表され、それによれば先月はPC、CSが伸び悩む中で
モバイルが大きく成長する形となったようだ。
もっとも幾つかのシリーズが強い結果を残しており、これがCS市場を盛り上げてもいる。


SuperData社が発表した先月の世界デジタル販売市場において
ファイアーエムブレム:風花雪月は実に80万本を配信によって売り上げていた。
これは7月のみのDL販売本数で80万本という事だ。
シリーズ史上最大の売上であるのは言うまでもない。


またCSのデジタル市場を全体で見ると今作は3位につけ
1位と2にはそれぞれGTA5とCOD:ブラックオプス4が入っている。
任天堂のもう一つの大作・スーパーマリオメーカー2も6位にランクインしていた。
GTA5は7月にオンラインにカジノモードを新たに搭載しており、これが功を奏したのか
先月は6900万ドルを売り上げ、1カ月当たりの販売金額としては13年以来、最大の成果となった。


その他、7月はApex Legendsのシーズン2も配信されていたが
これは、あまり良い結果を残せていない。
今作は3700万ドルの売上に留まり、チャートでも8位と息切れが目立つ。


PUBGも18ドルに価格を下げたためPCで110万DLを記録したが、
これも前年からは売り上げを下げていた。
なお、今作は先月のPCソフト売上ランキングで9位につけている。
ちなみにフォートナイトはPCで5位、CSで4位に入っていた。


7月のゲーム市場はCSとPCでの無料プレイソフトの売上が半減するなど市場規模の低下が目立つものの
モバイルが前年比+14%と好調を持続したため、全体では同+5%と成長を続けている。
これにより先月のデジタル販売は90億0200万ドルを記録していた。
https://www.gamesindustry.biz/articles/2019-08-20-fire-emblem-three-houses-sold-an-estimates-800k-digital-units-in-july