East meets West:グローバル帝国に成長するスクウェア・エニックス,松田洋祐社長インタビュー

昨年の「ファイナルファンタジーXV」での勝利と2作めのMMORPGである「ファイナルファンタジーXIV」の今も続く成功は,
フラッグシップたるRPGのフランチャイズがスクエニにとっていかに重要かを再確認させることとなった。

松田氏はこうも語る。
「これは決して打ち切れるものではないので,その意味で私たちにとって非常に重要なフランチャイズですが,大きなプレッシャーの源でもあります。
毎回,ファイナルファンタジーにどのようなチームを組むか頭を悩ませます。開発者は常に大きなプレッシャーの下で働くことになりますから」

「イノベーションが鍵です。もちろんモチーフは一貫していますが,前作を超えたり,これまでやったことがないことをしたりするために,常に自分たち自身に対してチャレンジし続けなければなりません。
XIVでもXVでもその流儀を守り,成果を出せたと自負しています


 「ファイナルファンタジーXVは,素晴らしくうまくいった例でした」とCEOは認める。
「ただ今後すべてのタイトルでやるというわけではなく,ケースバイケースになると思います。向いているものとそうでないものがあると思いますので……。
ですから今後は個別に判断していきたいと思っています」

 「つまるところ,我々はゲーム屋ですので,しっかりしたゲームを作ることがすべてで,これが変わることはありません」

http://jp.gamesindustry.biz/article/1712/17120501/