河村の主張って、安田がとっくに論破してるんだよね
米国優先論なんて全く根拠のない話でしかないのに
 
https://jp.gamesindustry.biz/article/2011/20113001/
さらに,PS4やVitaよりも初週の供給が少ないことに対して,ユーザーがSNSなどで不満を述べるのは当然で,
我慢すべきことではないと思う。今回も,ソニーには耳の痛い話だろうが,前回まで実行していたことができない
のは,メーカーとしてるの供給責任を果たしていないだけであろう。

 スマートフォンは今や,年間12億台を超える台数が販売されているが,こんなに普及したのは大量に製造
できたからである。ゲーム機は多くの人に行き渡って初めて意味あるものとなる。それができないというのは
多く売れないと言っているも同然で,しかも,米国を優先するということに格別の意味があるとは思えない。

 それでも,大市場である米国を優先することが正しいと主張する人がいるかもしれない。
 ここで,地域別の販売(着荷)台数を開示している任天堂の据え置き機と比較してみよう。
大失敗に終わったと認識されているWii Uの初年度10-12月は306万台で地域別では日本83万台,米大陸
132万台,欧州その他90万台であった。日本の初週はファミ通のデータでは30.6万台である。

一方,成功したWiiでは日本114万台,米大陸120万台,欧州その他80万台である。
 これは,日本を優先したような数字に見えるが,Wiiは世界で累計1億台を超える大成功だった。
 そして最後に,Switchである。Switchは3月発売で3月のみの出荷台数を見ると,日本60万台,米国120
万台,欧州その他94万台だった。この数字は市場規模に比例したもので,特定の地域を優先したわけではない。
PS4の日本比率は10%と見ているので,あえて言えば日本を優先したように見えなくもないが,
米国を優先することと成功に相関性があるように見えない。

https://jp.gamesindustry.biz/article/2011/20113001/TN/003.jpg

 エース経済研究所では,米国優先論にはまったく賛同できない。もし,SIEが米国を優先している
というのであれば,それは米国で勝てば,ほかで負けても全体で勝てるという迷信を信じているだけではないだろうか?

 このままでは,静かにゆっくりとユーザーがPlayStationから離れてしまうだろう。ゲーム機は必需品ではない。
自分たちが相手にされていないと考えたら,ユーザーは消えさるのみ。そして,ソニーはいずれ後悔することになるだろう。