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あのマッチョたちはどこへ消えてしまったのでしょう。
『キン肉マン』(著:ゆでたまご)、『北斗の拳』(原作:武論尊、作画:原哲夫)、『シティーハンター』(著:北条司)、
『ジョジョの奇妙な冒険Part1』(著:荒木飛呂彦)、『魁!!男塾』(著:宮下あきら)……
誰もが知っている80年代“ジャンプ黄金期”を代表する作品たちですが、注目すべきは「主人公がマッチョ」だということ。

キン肉スグルにケンシロウはもとより、冴羽リョウもまた端正な顔に鍛え抜かれた体の持ち主。
『ジョジョ1部』のジョナサンもまた圧倒的な肉体派。『魁!!男塾』に関しては言わずもがなです。
「ジャンプ」黄金期を支えていたのは、マッチョたちだったのです。あれから30年が経過し、
世間では空前の筋トレブームが到来。今や老若男女問わず会員制ジムを利用する時代。
そんなマッチョ時代における「週刊少年ジャンプ」を賑わしている作品たちはというと。
『ONE PIECE』(著:尾田栄一郎)、『HUNTER×HUNTER』(著:冨樫義博)、『鬼滅の刃』(著:吾峠呼世晴)
、『呪術廻戦』(著:芥見下々)、『チェンソーマン』(著:藤本タツキ)……筋トレブームなどどこ吹く風。
いかついマッチョ主人公は「ジャンプ」からほとんど姿を決してしまったのです。一体、この30年間で何があったのでしょうか。