戦闘システムは過去作のものを変えてライザのアトリエ風に、リソースもライザ2の技術を投入している模様
また、アニメ版やスマホアプリのキャラも登場するシリーズ集大成になるらしい

https://www.4gamer.net/games/561/G056193/20210716073/
4Gamer:
 モンスターとの戦闘はどのようなシステムになるのでしょうか。

細井氏:
 戦闘システムは一新していて,コマンド選択型とリアルタイム型のハイブリッドです。戦闘中はリアルタイムで時間が進み,少女たちが力を使うためのリソース「EP」が蓄積されていきます。
時間を掛けてEPを溜めて大技を使うか,EP消費の少ない小技を繰り出して回転率を上げるか……といったように,時間とEPの量を考えて戦術を組み立てていきます。
 ポイントとなるのが,技を当てるとEPの蓄積速度がアップしていくことです。短い時間で大技を使えるようになるだけでなく,EPさえ足りていれば複数の技を同時発動させることも可能です。
また、技を連続して当てると「コンボ」となってさらに大きなダメージを与えることができるようになります。ただし,敵から大ダメージを受けるとコンボが途切れるので,これを防ぐように行動を考える必要があります。

4Gamer:
 時間経過で戦闘が派手になっていくイメージですね。「ライザのアトリエ」に似た感じでしょうか。

細井氏:
 そうですね,「ライザ」の戦闘システムを違うアプローチで進化させています。「ライザ」では,リアルタイム進行中に任意のタイミングで割り込み,
コマンドを選んで技やアイテムを使う「クイックアクション」というシステムがありましたが,本作ではこの状態がデフォルトになっています。
コマンド選択中は時間が止まるのでじっくり考えていただけますし,そこにリアルタイムで状況が変化するスリルを味わえる。「忙しいけれど,忙しくない」というシステムなんです。


4Gamer:
 では「BLUE REFLECTION TIE/帝」の前に「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」や「BLUE REFLECTION RAY/澪」を知っておいた方がいいのでしょうか。

細井氏:
 先程も申し上げた通り時系列としてはつながっていますが,それぞれで楽しめるようになっているので,気になった作品から触れていただければ大丈夫です。
「BLUE REFLECTION TIE/帝」には,「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」の白井日菜子や,まだ明かせませんが
「BLUE REFLECTION RAY/澪」の人物も登場するので,予習しておけば彼女たちの感情を深く理解できるとは思います。
ただ,物語については,予習はマストではありませんのでご安心ください。
 また「BLUE REFLECTION SUN/燦」の人物も本作に登場予定です。

4Gamer:
 「BLUE REFLECTION TIE/帝」の発売を楽しみにしています。最後に,読者に向けてメッセージをお願いします。

細井氏:
 「BLUE REFLECTION」シリーズは,さまざまなメディアを通してリブートを行います。「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」の続編ではありますが,完全新作と思って遊んでいただいて問題ありません。
これまでにいただいたご意見を参考に,ゲームとしての手ざわりや面白さを追求していますし,「ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜」をはじめとした近作を上回る技術を取り入れてもいます。
ガストブランドの現時点の最高峰は「BLUE REFLECTION TIE/帝」になると思いますので,ぜひプレイしてみてください。