任天堂の看板ソフトは、このように長期間売れる傾向にあります。さらに日本でもよく売れていますが、海外でもそれ以上に好調です。実際、「マリオカート8」の海外の占める割合も、前年度通期と今四半期は8割以上になっています。

 ゲームソフトは基本的に、発売日に一気に売れ、その後は次第に売れなくなる商材です。もちろんソフトによってタイプは違いますし、今は追加バージョンアップもあるので、ソフトの売れる寿命は長くなる傾向にありますが、最初の2カ月で全体の8割を売るという見立てが業界ではいまだによく言われています。

 その中でも任天堂のソフトがなぜこれだけ「長く売れるのか」。それは、安定した面白さが期待できるソフトを出す「実績」と「信頼感」が大きな要因でしょう。
 

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