――ゲームに縛られないソニックIP(版権)の展開が目立ちます。

1988年発売の家庭用ゲーム機「メガドライブ」時代のIPを、映画・ゲームの側面から再び活性化させようとしており、その中心はソニックになる。

例えばマーベルはスパイダーマンをどんどん新しくしているが、名前は変わらない。(スパイダーマン以外の)新しい作品も、マーベルらしさを兼ね備えている。セガもゲーム業界のマーベルになれる。

今、ゲームのエコシステムが変わってきて、マイクロソフトやグーグル、アマゾン、ネットフリックスなど、さまざまなIT企業がゲームに興味を持っている。その中でIPの需要が非常に盛んになっており、とくにファミリー層をターゲットにするようなチャンネルやサービスを考えたときに、ソニックはなかなか有効なIPなのではないか。