割と宗教みたいなのは重要だと思うね

例えば、萌え絵を書くとして
最初は無料でpixivに公開してるとしよう
作者は本当に、萌えの女子を書くのが大好きで、皆に楽しんでもらいたいからと善の考えで書いている

しかし、商業の目に止まってプロデビューしてしまうとだんだん邪念が入ってくる
人間の本能は、おそらく無償のボランティアを最上の快楽としてると思う
お金をもらってしまうと、背徳的な感覚になり、「自分は悪いことをやってるんじゃないか」と思い始める
そこで自分の心の落とし所でとんでもない方向に行ってしまい道を失ってしまう

それをなんとか商売ベースに戻すのが宗教心だろう
昔の行商人が宗教を信仰したように、宗教には金儲けを肯定する思考回路が含まれている
まぁ、行商人に好まれる宗教というのが、金をもらっておいて、かなり当たり障りのない教えを与えるという
お手本のような宗教なわけだから、信者の商人も真似をするわけだ

社長が事務所を作るときに、商売のうまい社長は、会社の理念をしっかり掲げた上で、社員にも優しくする傾向がある
そうすると、擬似的な社長を中心とした宗教団体となり、売れやすいキャッチーな善良なストーリーを作れる

金を稼ぐのは悪、と言う人間の本能をどう処理するかの問題なんだよ