0001名無しさん必死だな
2023/01/30(月) 20:43:11.39ID:EhHXgrRC0該当の発表は孤児著作物、「著作権者不明等の場合の裁定制度」にまつわる内容を紹介したものです。簡単に言うなら、ゲーム会社が倒産などの憂き目にあい「復刻したいけど、誰に許可を取ったらいいかわからない」という状況を解決しやすくなる法整備について専門家である松田氏が述べたものです。
孤児著作物を復刻するため「裁定制度 著67条」活用事例が増加中!
まず、同発表では「裁定制度 著67条」についての解説・直近事例の紹介が行われました。
「裁定制度 著67条(裁定制度)」とは、「権利者が不明な著作物について、供託金を先に払って、使えるようにする制度」です。
裁定の判例としては、株式会社ショウエイシステムが著作権を持つ『北斗の拳』『北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝』などで使用されました。また、レトロゲームの復刻を多く手掛けるエムツーなどでは『国内ファミリーコンピュータ版 究極タイガー』などで活用されています。
しかし本裁定は権利者を探すために“相当な努力”が必要。この相当な努力とは、権利者を探すために広告を掲載することなどを指し、弁護士などとのやりとりも必要となることがあります。
ですが本裁定を利用しての復刻・配信などは増えてきているようで、こちらでもかつての名作が復活するということは期待できるでしょう。裁定実績は、「裁定データベース」にて検索が可能です。