過去のロックマン移植で批判まみれだった遅延、またやらかしてしまう
Switchの低性能ではどうにもならんね


https://vjump.shueisha.co.jp/news/n04_20230412_1.html
ローカル、オンライン通信とも対戦時はコントローラーの入力からすこし遅れて反応する。
Switch版の『6』で検証してみたところ、ローカルだと4~5フレームほど、オンラインだと5~8フレームほどの範囲で入力遅延が発生していた(※)。

※:30フレーム=1秒で計測。また、カスタム画面では遅延がだいぶ少ない。若干誤差はあるかと思うので参考程度に。

そのため、コントローラーの入力からワンテンポ遅れてロックマンが動くイメージ。ただ同期はほぼぴったり取れている状態ではあったので(意図した遅延で同期をとるディレイ方式かも)、ラグで攻撃が当たらないといったことはなかった印象。
そのため素早いレスポンスでは動けない、ということを除けば対戦自体は成立する。最初はその遅延に戸惑いやすいが、対戦を続けていると「ワンテンポ遅れる前提で行動する」という部分が染みついてくるとは思う。

また、ラグ周りは自分や相手との回線状況によっても変わってくる可能性は十分ある。上記は互いに回線速度が早く安定した環境で行ったのだが(※1)、ゲスト側を別の環境(※2)でプレイした際に動作が重くなることもあった。

※:有線と有線なみの速度のWi-Fi回線。
※:上り速度が遅めのW-Fi回線。ただネット対戦で特に重要とされるPing値は十分な数値だった。

重い状況の際に目立ったのは、本来遅延が少ないカスタム画面での操作がしにくくなること。例えばボタンを1回押しても反応しないということもあった。
対戦中も若干動きづらくなる場面もあったが、2人の画面を比べてたところ、それでも同期はほぼ取れてはいる状態だった(たまにわずかにズレていたくらい)。

また、別の時間に対戦した際に上記以上に重くなってカクつきなども発生してしまい、快適にプレイできないことも…。
この問題はたまたま時間帯が悪かった可能性も十分にあるが、ユーザーによって回線環境はまちまちではあるので、もしかしたらそういう状況も出てくるかもしれない。
実際どうなるかは発売後にいろいろなプレイヤーとマッチングしてみないとわからないところだが、ひとまず入力遅延自体は発生しているということを念頭に置いてもらえれば。