● 売上高が22年比で5.5%減 成長のピークはすぐそこ?

● IPビジネスの割合は連結売り上げの3% まだまだ“ゲーム頼り”

● 任天堂には“億ゲー”が 誕生していない

このように気になる三つの数字を見ながら状況をまとめていくと、現在、絶好調の任天堂も未来予測の観点からみると三つの大きなチャレンジを抱えていることがわかります。

 もちろん、任天堂はそのことに気づいているのですが、どのような対応をしていくかで、明暗が分かれるでしょう。

 Switchに次ぐ新ハードで、今と同じポジションに到達できるのか?

 それともビジネスモデルをクローズドなゲーム開発中心にしたからこそ到達できた現在のポジションから、隆盛を極めるマルチプラットフォームでのビジネスモデルに転換するのか?

 ゲームではないIPビジネスへの新しいフロンティアに、移っていくことができるのか?

 このあたりが、任天堂の未来の大きな注目点になりそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f845772110e687121708b131d6f14db2f8af1ee?page=1