原田
これから言うことがすべてだとか真実真理ではないんですよ、この前置きはカットしないでくださいね皆さん。
だけど、現実として売れるゲームって中身がいい・悪いで決まってると思ってますか!
東京ゲームショウに来ている人はピュアなゲームファンで、
「いいゲームが売れる」と信じたいかもしれないけど、内容がいい・悪いに関係なく、ブランドで売れるゲームなんて死ぬほどあるんですよ!
売れてるけど実際に遊んでみると「ク◯ゲーじゃねえか」って思うゲームってたくさんあるでしょう。

松山
紙一重なものは多い。

原田
紙一重どころじゃないよ、これより悪いゲームなんていっぱいあるよ絶対!

松山
(笑)。

原田
遊んでて「ん?」って思って、業界の人に聞いても評判がよくないんだけど売れている、そういうゲームっていっぱいある。
だけど、そういうゲームって2〜3ヵ月たつと売上がピタッと止まるんですよ。
いいゲームは5〜6年売れ続けるんですけど、そうでないと1ヵ月とか、初動で終わる。
でも一応売れるというのは、それはブランド、マーケティング、パブリッシングのパワーがあるからなんです。