https://diamond.jp/articles/-/338628

日本政府が、2021〜23年度の3年間で半導体支援に確保した予算は4兆円。すでに国内では2兆円規模の支援金を投下した。
政府主導で、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場や、最先端半導体ラピダスの工場建設などへの巨額投資が次々に
打ち出されているが、この中でソニーグループが計画する半導体の設備投資への財政支援だけが、財務省から阻止された。
一体何があったのか。特集『狂騒! 半導体』の#1では、日本政府の狂乱的な半導体支援の水面下で起こっている生々しい
実情をレポートする。(ダイヤモンド編集部 村井令二)