0898枯れた名無しの水平思考@無断転載は禁止
2017/01/27(金) 12:41:01.19ID:SIhi/u9H0当時の任天堂はビデオゲームの知識は殆ど無い
最初は海外の機種を買い取ろうとしていたが断られたため
会長の厳命で短期間に低コストで数年は風化しない性能と言う
指針が与えられた
しかしそこは遊びに関しては詳しい任天堂
カートリッジイジェクトレバーや十字キーのパッドなど
扱いやすさで群を抜いていた
そこは相当の自信があったらしい
ただカートリッジコネクタの耐久性には懸念があり
不良やクレームが続出する事は覚悟していた
だが蓋を開けてみるとほぼ問題はなく
接触不良はふーふーしたり差し直したりで
客側が勝手に対応してくれたため問題はなかった
一方セガは家庭用はSGの経験しか無く
ガチガチのアーケードビデオゲームメーカー
扱いやすさまで気が回らなかった
アーケードゲームではリセットやポーズの必要が無いので
一応本体につけとくかくらいの考えだった
チップが不要なのでパッドの製造コストも下げられる
しかし任天堂はそれでは不便だとコストがかかっても
パッドでポーズがかけられるように設計している
要するに全てが思想の違いから設計されているので
セガがこれくらいの物をこれくらいの技術があれば
ゲームは作れるという判断
速度は後で変えることが出来ないので
不要なアクセスや制限を減らせるように設計している
メガドラにもこの思想が受け継がれている
色には制限が多いがスピーディに動く
CPUはハンドシェイクだが待ち時間を極力減らす工夫がされている
スーファミは機能は豊富だし色は多いが非常に遅い
思想の違いが色濃く出てしまった