相変わらず江戸川乱歩の短編集読んでます
「人間椅子」「算盤が恋を語る話」「恐ろしき錯誤」
気持ち悪い男が主人公の話がやたら面白い 
乱歩は松本清張によると初期(大正時代末期)の短編が評価が高いのだが、この3作品は初期のもので文句なく面白い
同じ単行本に入ってる昭和4年のものは明智小五郎が出てくるとはいえ冗長でオチ以外は意外性がないのでミステリファンには不満だろうな
戦後に推理小説を書くのを止めた(児童向けは書いてた?)のがわかる気がする