ベネターのエッセイに「慢性的な苦痛は存在するが、慢性的な快楽というものは存在しない」ってのがあって、言われてみれば確かにそうだわと納得した
僕は音楽や文学が好きだけど、ライブの高揚感も美しい文章に触れた時の恍惚もその場だけのもんだよね
苦痛に関しては、僕は顎関節症を患ってるんだけど、これは薬で抑えない限り慢性的に痛い

快楽を維持するには常に苦痛を回避する努力をし続けないといけないもんね、泳ぎ続けないと死ぬマグロみたいな
快と苦の非対称性というやつですね