ゲーム機市場、「モンハン特需」で「PS4」が品薄状態に。対する「ニンテンドースイッチ」はついに定価割れ
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取り扱い店舗数の推移を見ると、面白いことがわかる。「ニンテンドースイッチ」の取り扱い店舗数は2月以降上昇傾向にあるのに対し、「PS4」「PS4 Pro」とも、取り扱い店舗数は下降気味だ。
つまり、「ニンテンドースイッチ」は現状、店舗在庫が余りつつあるのに対して、「PS4/Pro」の店頭在庫は薄くなりつつある。
実際、価格.comの取り扱い店舗のステータスを見ても、「PS4」は取り扱いのある19店舗中4店舗が品切れ中。「PS4 Pro」も12店舗中3店舗が品切れ中で、入荷まで数か月、あるいは入荷未定としている店舗もあるほどだ。
これは言うまでもなく、1月26日に発売された「モンハンワールド」の影響であり、現在、「PS4」界隈では一種の「モンハン特需」が起こっているようだ。

このように、「モンハン特需」で好調な「PS4」に対し、これまで品薄状態で過熱気味だった「ニンテンドースイッチ」のフィーバーぶりはすっかり収まってしまった様子だ。
昨年3月の発売以来、需要に対して供給量が圧倒的に少なく、入手困難のため、プレミア価格での販売が続いてきた「ニンテンドースイッチ」であるが、図5を見るとわかるように、価格.comにおける最安価格も下落の一途をたどっており、1月5日には、メーカー小売り希望価格の「税込み32,378円」を割り込んだ。
2月18日には一時的ではあるが、31,000円という底値を記録し、3%強の定価割れとなった。
今後しばらくは、大きめのタイトル発売も予定されておらず、「ニンテンドースイッチ」の新規購入に関しては、ややブレーキがかかったような状態と言える。