長年にわたる噂と願望の声に応え
スクウェア・エニックスは2015年のE3でFF7リメイクの発売をついに発表したが
今作の続報はそれ以来ほぼ途絶えている。


プロデューサーを務めている北瀬佳範氏は同作の制作について「順調に進んでいる」と
回答しているものの、FF7Rの開発は明らかに遅いと言わざるを得ない状況だ。
では、一体なぜこのような有り様になってしまったのだろうか?


同作においてレベルプランナーを担当している琵琶坂晋一郎氏が語ったところによれば
この難航した開発はアクションRPGへの移行が大きな要因であるらしい。
彼はターン制の戦闘はある程度「騙し」のテクニックが介入する余地があるのに対し
リアルタイム戦闘は主人公や敵の動きに自由を与え、ステージ内を完璧に再設計する必要があるため
制作には絶えず困難が付きまとうとのことだ。


そして彼は特に以下の3点については慎重に行っていると述べている。

1.オリジナル版の解釈。
2.それに対しどこを改善、追加、修正するか。またそれに必要な人的、金銭的資源を見積り会議で承認させられるか。
3.1と2をより磨き上げ、実現に向け動き出すこと。


また琵琶坂氏は新たなステージを作り出すということは
そこでの登場人物や敵の動き、滑らかなアニメーション、それにゲーム内のオブジェクトを
適切な形で配置する事だとも説明している。
そうした丁寧な開発をしなければ優れた作品にはならない、との事だ。


ところで、ではそうなるとFF7Rの発売はいつ頃になるのだろう?
それをここで述べるのは不可能だが、スクウェア・エニックスが多くの労力を割き
今作の開発を行っているのは確実であろう。
あるいは年内発売の可能性もあるのかもしれないが、しかしその可能性は限りなく低い。
いずれにせよFF7RはPS4で発売予定のソフトである。
https://wccftech.com/final-fantasy-vii-remake-dev-challenges/