●任天堂は提訴の1年前に特許の訂正を実施、コロプラ側は争う姿勢

裁判のポイントになりそうなのが、任天堂が証拠としても提出している2016年8月の特許訂正。
これは「ぷにコン」で問題にしている「特許第3734820号」の内容を改めたもの。

たとえば、もともと「プレイヤの操作に応じて指定される座標情報を出力するポインティングデバイスによって
操作されるゲーム装置」だった定義が、「?座標情報を主力するタッチパネル?」といった具合に、
「ぷにコン」を意識したと見られる変更が加えられる。

一方のコロプラ側は今年2月14日に答弁書を提出し、争う姿勢を示した。
具体的な反論をする前に、任天堂に対して、白猫で使うスマホやタブレットなどが「ゲーム装置」に該当する根拠などを求めている(求釈明)。

https://amp.bengo4.com/topics/7465/



「トップマネジメントに訊く」株式会社コロプラCSO長谷部潤×Longine泉田良輔
https://www.longine.jp/abstract?id=341

泉田:その前提に立つとすれば、今後ゲーム業界はどのように変わっていくのでしょうか。

長谷部:ゲームインフラとして、今後さらにスマホが主流になってゆくのではないかと見ています。
ポータブルゲームは言うに及びませんが、テレビ画面で遊ぶことが前提の据え置き型向けゲームについても、
スマホが主流になると考えています。
例えば、ゲーム画面はテレビの大画面を使うものの、それ以外は全てスマホがカバーできるだろうと予想しています。
すなわち、ゲームのダウンロード回線、ゲームプログラムの格納場所、ゲームを処理するCPU、ゲームを操作するインターフェイス、
こられは全てスマホでカバーできるようになると思います。
一方でグーグルグラスのように、これまで予想もしていなかった端末が主流になることも考えられます。
ゲーム事業者としては、いち早く主流になるかもしれないインフラや端末を予見し、
それらに対し他社よりも先により楽しいゲームを提供できるかが勝負だと思っています。