PS5開発陣に聞く「Tempest 3Dオーディオ」の意義と可能性
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1323407.html

https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1323/407/A9104232_s.jpg
ソニー・インタラクティブエンタテインメント ソフトウェア開発本部 副本部長の今井憲一氏
PS5がTempestで実現する3Dオーディオとは
3Dオーディオとはどんなものなのか? 本誌読者の方々にはもう説明は不要かと思うが、一応おさらいしておきたい。

3Dオーディオは、読んで字のごとく、音が立体的に感じられるサウンドのことだ。CGと同じように、音が発する場所を3D空間内に配置し、「中心にいる自分からどのように聞こえるのか」を再現することで、リアルな聞こえ方を目指す。こうした仕組みを「オブジェクトベース・オーディオ」と言う。映画などで広く使われており、UHD BDや配信でも活用されている「Dolby Atmos」も、ソニーが日本でも展開を開始した3Dオーディオフォーマットである「360 Reality Audio」もオブジェクトベースだ。